2021年3月16日

高校で剣道をするのに必要なもの

ごきげんよう、剣道部です。

入学生のみなさんの中で、高校に入学したら剣道をやりたい!と思っている人もいるかもしれません。

そこで、剣道をするのに必要なものをご紹介したいと思います。


12月に開催された新人大会でのひとコマです

〜未経験の方向け〜

・剣道着・袴…本校では体育で毎年剣道を行う期間があります(剣道具はつけません)。そのため入学前に購入なさっていることと思います。洗濯する必要もあるので剣道着(上衣)については部員は入部後に複数着各自で用意しました。

・剣道具…面・垂れ・胴・小手

 剣道を始めるにあたってハードルが高いと思われるのは、これらの剣道具が高価であることです。学校にある貸し出し用剣道具(この春卒業した先輩が借りていたものが返却されて、洗って消毒したものです)は若干数ありますが、サイズが一致するかどうかは試してみてということになります。

 一般的には自分のものであるとサイズもぴったりで違和感なく、「最後までしっかり頑張ろう!」というモチベーションにもつながります。(現部員談)

・手ぬぐい…面を被る際に後頭部の保護や汗などによる面の劣化を防ぐために頭に被ります。

さまざまに文字やデザインが印刷されたものがあり、剣道具屋さんで扱われています。



不動心


最近はこのような手ぬぐいもあるそうです!

・マスク・マウスシールド…感染症対策として着用が義務付けられています。



マスクとマウスシールド 慣れると違和感はなくなってきます


・名札…いわゆる垂れネームと言われていたものになります。所属団体と名字が記載されたもので、入部後に用意することになります。

・竹刀・鍔(つば)・鍔止め…竹刀は高校生女子は3尺8寸(117cm)以内、420g以上の「38女子」と言われる型になります。

なお、竹刀については練習するうちに割れてしまったりささくれてしまうために、その他の剣道具とは異なり消耗品と考えた方がよいです。

鍔についてはさまざまなデザインがありお気に入りのものを探して選ぶ人もいます。

・防具袋・竹刀袋…持ち運ぶときに必要となります。いくつかは部にあります。

(※いずれも入部前から用意しなければならないものではありません。)


〜中学校での経験のある方向け〜

いままでに剣道の経験がある人にとって新たに必要となるのは「名札」と「竹刀」、「マスク・マウスシールド」になるのではないでしょうか。体験や最初の練習では中学のときに使っていたものでも大丈夫ですが、試合では新しいものが必要となります。中学生では竹刀は3尺7寸(114cm)以内、400g以上の「37女子」でしたが、高校生では前出の「38女子」のものを使います。

本校の生徒は柄(つか=竹刀の握る部分)が八角小判型の竹刀を使用していて、まとめて購入しているため、体験などの機会に握りを試すこともできます。(初めて握る人が多いことと思います。木刀のようで正しく握りやすいです。)


 

名札については団体名や書体を統一するために、部でまとめて注文しています。届くまでにはおよそ2週間かかり、4月末、5月末には試合が予定されていますので、早速試合で活躍したいと思っている方がいらっしゃいましたら、学校へのお電話で剣道部顧問宛にお問い合わせいただければと存じます。

東京都では剣道を行うのに特に困難が伴っている情勢ですが、感染症対策を徹底しながら稽古に励み、その成果を発揮できる機会が確保されていくことを願っています。

部員一同、新入生のみなさんをお待ちしています。